いいことしたい委員会

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弁護士 蓑健太郎が
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いいことしたい委員会

 

以前このブログでも取り上げた高校時代からの友人・中島基樹君の個展に行ってきました。

 

改めてご紹介しますと、彼は大学2年生のときに突然倒れ、遷延性意識障害となり、以後は自分の意思を表明する手段がなく、外部とのコミュニケーションの取れない状態が続いてきたのですが、近年になってから、國學院大學の柴田保之教授の力により自分の意思を表現する手段を取り戻したのです。

その彼が、意識を取り戻した後、お母さんに手を添えてもらって描いた絵を展示したのが今回の個展です。

4月18日金曜日から4月20日日曜日まで開かれていますが、初日は200人を超える方がいらっしゃったそうで、運営していた友人も大変だったと言っていました。新聞やテレビでも事前告知もなされましたし、以前からメディアでの露出も増えていたために、注目されていた結果ですね。

僕も彼の絵をまとめて見たことはなかったのですが、今日展示された作品を見ると、思った以上に表現豊かに描かれていたことに感銘を受けました。高校生のときから優れた美的センスを持ち、ファッションでも個性を発揮していた彼ですから、表現手段を取り戻した以上、その個性を発揮して絵を描くことはひょっとするとたやすいことだったのかもしれません。

今回のイベント、主催は「いいことしたい委員会」となっています。

これは、中島君が言葉を取り戻してからよく「いいことをしたい」と言っているのを捉えて、彼の支援者が、彼のいう「いいこと」をするために設置した委員会だということです。今回のイベントは、彼にとって「いいこと」になったのでしょう。

具体的にどのように「いい」ことなのかについて表現を豊かにするには、今後の彼の回復を待つ必要があるのでしょうが、少なくとも彼の周囲に集まった人達の表情を見ていると、彼の存在が「いいこと」になっているのは間違いなさそうです。

2014.04.19 | RSS 2.0 | You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed. このページの上へ▲