夏期研修

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弁護士 蓑健太郎が
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夏期研修

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毎年恒例の中弁連夏期研修に行ってきました。会場は岐阜市の都ホテルです。

私は、今年は、中弁連の3つの委員会(刑事弁護委員会、中弁連シンポジウム実行委員会、弁護士任官推進委員会)の委員を割り当てられており、今回の夏期研修では刑弁とシンポ委員会も同じ会場で続けて開かれ、出席してきました。

 

夏期研修の方は、4名の講師の方が2日間にわたって、講義をされました。

・法人破産における管理・換価の実務的対応 / 石井 三一

・大震災における弁護士の役割 / 津久井 進

・インターネットにおける権利侵害からの救済 / 牧野 二郎

・取締役の責任追及を巡る会社訴訟実務 / 岩井 直幸

個人的に面白かったのは、3つ目のインターネット権利侵害の救済についての講演です。

掲示板サイトの運営者は、サーバやIPアドレスを第三者の管理会社に管理委託し、違法な書き込みがあった場合、できるだけ自分のところに直接的な責任追及がくるのを防いでいるとのことです。クレジットカード利用の際に、加盟店の問題取引を助長させているのではないかとも思える決済代行業者の存在と重なるところがあると感じます。

また、平成24年3月19日東京地裁決定で、googleのサジェスト機能の差止めを認めた事例が紹介されました。googleの検索エンジンに、たとえば「砺波市」と入力すると、その後に「砺波市美術館」などと自動的に検索語候補が表示されるあの機能です。特定の人物や会社名を検索すると、その人物や会社が犯罪やその他の違法行為を行っていることを連想させるようなサジェスチョンがなされるところから、問題になったようですが、東京地裁は、この機能の差止めを認める決定を出しました。もっとも、googleはこの決定に従っておらず、現在もこの機能は生きています。表現の自由の制約の問題も絡み、なかなか難しい問題だと思います。

 

2012.08.26 | RSS 2.0 | You can skip to the end and leave a response. Pinging is currently not allowed. このページの上へ▲